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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

ガスボンベ搬入騒動

昨日は一日光藤さんと過ごさせていただき、
オープニングパーティでも、
参加していただいた皆様の笑顔を、
随分見せて頂けました。

それはもう、光藤さんのキャラがなせる技で、
たくさんの武勇伝やら、おもしろ話など聞かせて貰いました。
そんな中から少しは今回の個展に関わったことなどを、
少し話ししましょう。

光藤さんは一昨年の冬には、新居と新しいアトリエに引っ越されたのですが、
前の冬はそこそこの暖冬で、
雪もそう見ずにすんだそうでした。
ところが今年は、全国的は大雪。
光藤さんの住まいは日本海側の天候になるために、
今年は、昨年からの雪が根雪になって、
今現在も腰の高さまで、あるそうです。

眺めているだけなら、新築の大きなピクチャーウインドウから、
綺麗な雪景色ですむのですが・・・・。
2006年の初窯になる今回の個展用の窯焚きが、
大変な騒ぎになってしまったようです。

アトリエは敷地内では、高い位置にあり、
道路からそこへ燃料であるガスのボンベを、
運び入れないとならないのです。
いつもは、ガス屋さんが50kgボンベを、
かついで運び入れているそうなのですが、
それさえも、プロだから出来る技で感心していたのに、
この大雪では、何もかつがないでも、
足が埋まって進まないくらい。
当然のこと、そんな重たい物を持って歩くことなどできません。

運び入れる日を、大雪のために暮れから、
歳を越せばとけるだろうという判断から、
ガス屋さんが、先延ばしにしていたそうです。
ところが年明けてみれば、今までない大雪。
しかも、期日が迫ってきたので、
いよいよ運び入れを決行したのですが、
これが大騒動だったそうです。

絵的にいえば、魚雷みたいなボンベを6本、
3枚の厚めのベニヤ板を、前に繰り出しては、
ゴロゴロ転がして運び入れたそうです。
いつもなら一人のガス屋さんが3人。
光藤さんも手伝ったそうです。
それでも、半日がかりの仕事になったそうで、
平和な所らしく、ご近所の爺婆が集まって来て見学していたそうです。
曰く「大事だー」「大変だねー」
確かに。

このガスボンベ搬入騒動の結果があっての今回の窯も、
いつも変わらぬ、良い出来上がりです。
昨日ご紹介した粉引以外でも、
人気で定番の黒釉。
品格が要求される朝鮮唐津。
白磁や安南手など。
どれも、よーく焼けています。

                 甘庵

テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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