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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

キャッチコピーの変更

出会ったころの光藤さんは、まだ20代でした。
そのころからお茶目でしたから・・・・。
特にギャラリーが終わってからの時間になると・・・変身~ね。

何かのときにカラオケにいたことがあります。
ぼくは滅多に行かない空間なのですが・・・。
いえ、光藤さんも当時は、今より環境の良いところにいたので、
カラオケ出来るところが早々はないはず。
なのに、いやー上手いんですよ。
それにレパートリーがふるっている。
ぼくの世代でもオヤジ感覚と思える演歌ばりばりやら、
渋ーい、なんていうか、夜のご商売のかたでも歌いそうな曲で、
聞かせちゃうんです。
翌日、「光藤さん妙に上手いねー」っていうと、
ちょっと嬉しそうな照れ笑いをしながらも、
「歌えて踊れる陶芸家をめざしています」などと宣うんです。

この話が宴会の時に出まして。
渋いレパートリーが多かった理由がわかりました。
宝塚に生まれて当地の中学卒業して、
京都の訓練校に入ってやきものを勉強しながら、
定時制高校に入学したそうです。
訓練校は2年で終了なので、
窯元の轆轤場で働きながら定時制高校を卒業したそうです。
轆轤場では周りが大人ばかりで、
そんな方達といったカラオケで習い覚えた結果が、
渋ーいレパートリーだった訳でした。
その後で大学では日本で唯一だった「漫画学科」卒業しています。

今回、検討の結果、キャッチコピーの変更がされました。
「走ってやせた陶芸家」って。
ははは、いえ、ぼくが勝手にきめました。

30代までは数々の武勇伝を残すほどに、
大酒を呑んでいた光藤さん。
オープニングパーティでも一切口をつけません。
「もう一生分呑んだからいいよね」とぼく、
「いえ、二しょう分呑みました」と光藤さん、
「一晩に二升って感じだったじゃない?」
「えへへ、まぁーね」と。

数年前に「酒はいけません」と、
ドクターストップをかけられて、
「じゃあー・・・・ウイスキーとか?」とマジ顔で答えて、
ひんしゅくをかったそうですが・・・。
兎にも角にも、今は心を入れ替えて、
一切酒は呑まなくなりましたね。
しかも、毎朝走るようになりました。
はじめ、走っていると、人口が少ない部落なので顔見知りと会い、
話しかけられるたびに止まることになったり、
あめ玉をもらってしまったり・・・・、
止められて注文もらったこともあるとか。
いろいろあって、なかなか面倒だったので、
結果今は、午前5時に走っているそうです。
まぁーそうなるとそれで、鹿の群れとであったりと、
スキー積んだ車がびびって走っていったり・・・。
聞くと、これまた冒険のようですが・・・・・・・。
それでも、それ以来走り続けているので、
逢うたびに精悍になられていきます。

今、その光藤さんから無事に戻ったと電話があり、
いただいたネタで、ブログ書いているって話したら、
「陶芸家ではなく、糖芸家だなー」といってました。
では、「走ってやせた糖芸家」ということに。
みなさんお酒はほどほどに。
いえ、健康のためにアルコールはほどほどに。

                     甘庵

テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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