うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。
荒賀文成さんの個展から、
粉引飯碗2種をご紹介します。
左:粉引飯碗 2,730円 径12cmH7cm
右:粉引ゴマ手飯碗 2,730円
平均のサイズW13.5cmD12.5cmH7.2cm左の飯碗は、滑らかな釉調としっとりした素地の、
穏やかな表情をもつ粉引飯碗です。

化粧土を施すときにできる、
厚みや濃淡、ながれが焼成して、
赤味や土味が見え隠れしています。

右の少し大振りの飯碗は、
質感もざっくりして男性的です。

素地に含ませている鉄や石が、
焼成で溶け出してゴマになったり、
ハゼたり吹き出して凹凸になったりと、
ダイナミックな表情をみせています。
どちらも粉引ならではの醍醐味として、
使い込んでいくことでゆっくり侘びていき、
愛着が湧いてくる飽きのこない飯碗です。
甘庵
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プロフィール
Author:うつわ屋甘庵
器好きが高じて 器屋の主になり
気が付けば40年が過ぎ
いつまでたっても大人げなく
首をかしげる器の情報には
ついついむきになった物言いになり
器好きゆえとはいえ
いたらないさに反省しつつも
器の魅力を発信できればと
日々つぶやいております
mail:ginka@kan-an.com
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