昨日に続き開催中の「秋色の器展}から、
小野寺友子さん粉引をご紹介します。
小野寺友子 粉引浅鉢大 6,090円
径26.6cmH5cm
素地の上、釉薬の下に白い化粧土を、
施した様子から粉引と言われた、
シンプルな仕事ですが、
作り手により表情は千差万別。
小野寺さんの粉引はこっくりと、
ほっくりとしています。
化粧土を浸してかけるのではなく、
刷毛で施すので、
刷毛目粉引と言った方がいいのですが、
それほど刷毛目を残すわけではなく、
均一ではなく刷毛目にむらがあるところを、
狙っての手法の選択なのでしょう。
小野寺友子 粉引ボール大 6,090円
径25cmH9.3cm
それもあって小野寺流の、
モダンな粉引に仕上がっています。
フォルムも同様に、
鉢ですがボウルと言った方が、
しっくりくる姿です。
今の私たちの食卓は、
箸では食べていますが、
食材や料理は相当にグローバルです。
そんな食卓で自然な使い勝手なのが、
小野寺さんの器だと思っています。
甘庵
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