一見は木彫作品なのに、
実は身の回りで使う楽しみをもっているという、
作品が多くあります。
今日は今回の個展からそんな作品を、
4点ご紹介してみます。

刳り箱「ウサギ」 73,500円 ヒノキ 拭き漆
W19.5cmD14.3cmH28cm
まずは一番大きな作品から、
風になびく草原に気配を伺うウサギです。
ウサギも草原部分も、ヒノキ材です。

草原部分が刳り箱になっていて、
宝物箱になりそうです。

刳り箱 15,750円 ヒノキ 拭き漆
W8.3cmD7.6cmH10.3cm
次は両手の中にコロンと収まる大きさの刳り箱です。
岡の上に続く階段の先に1軒の小さな家があります。
何か物語りを思い浮かんでしまうような箱です。

刳り箱「男」 42,000円 シナ 拭き漆
W10.5cmD13cmH13cm
こちらは、ちょっとブルーになって、
思い悩んでいるのでしょうか、
うずくまる男性の姿・・・の刳り箱です。

刳り箱「少女」 46,200円 ヒノキ 拭き漆
W9.7cmD10.5cmH23.5cm
最後も刳り箱で、
花束を抱える少女の姿が、
一木のヒノキから彫られています。
どれをとっても、
木彫品としての存在感と広がりを、
十分に持ちながら、
飾りものだけではなく、
身近な存在であって欲しいという、
武井さんらしい仕事です。
甘庵
追記:武井さんのブログはなかなか面白いですよ。
昨日今日明日と会場にいらしていて、
一生懸命に書いておられました。
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