木彫まで仕事の巾は広いのですが、
共通して感じ取れる点に、
使う人、手にした人が、作品のイメージを、
膨らませていくゆとりを持っていることだと、
甘庵は思っています。

母と子 84,000円 ヒノキ オイル仕上げ
母と子:W17.5cmD10.5cmH16cm
台:W30.5cmD23cmH7.5cm
匙や器には、手慣れて馴染んでいく、
先を読んだ仕事で、
彫り後を残した、一歩出前で押さえています。

武井順一さん撮影
木彫も、一歩手前で押さえていて、
特に表情はほとんど施されていません。
それなのに、表情が見えます。

エンゼル 21,000円
ホウ ウレタン仕上げ
W4.5cmD7.5cmH26.5cm
というより、甘庵には見えるのですが、
それは、他の方とは違うのでしょう。
見る人それぞれのイメージが、
広がるゆとりを持たせるように、
彫っています。

武井順一さん撮影
そのせいでしょう。
見るときどきで、違った印象や、
表情がみえます。
匙のや器のように使う目的を持たないけど、
見る人、手にした人が、
心で使うのでしょう。
それが木彫の面白みなのでしょう。
甘庵
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