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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

懐かしいブックエンド

武井順一さんの個展から、
今日はブックエンド(本立て)をご紹介してみます。
私には、なぜか懐かしい道具に感じました。
スチールやアルミなど無機質で機能的であればと、
使っていた道具になっていました。

13_takei_0157.jpg
ブックエンド 31,500円 ヒノキ・桜 拭き漆
L:W13.7cmD13.2cmH23.5cm
R:W13.7cmD13.2cmH21cm


それは私自身の本との距離感が、
遠のいていることにも、
関係しているかもしれません。

身近に本を置くことも、
その空間も少なくなり、
文字もパソコンやスマホから、
目に入ることの方が、
多くなっているかもしれません。

13_takei_0158.jpg

届いている本立てに、
レイアウトのために、
古い銀花を数冊立てて見ました。
杉浦康平氏の美しい装丁が改めて目に入ります。
ブックエンドは本を愛する気持ちに、
沿った道具なんだと、
この年になり感じとれました。

装丁までが本の内容に、
リンクしていることは感じていました。
読み流せば良いと思う小説を、
図書館で借りていると、
新しく借りてきた本を数行読んで、
「ああ〜読んだことある・・」
同じ本を借りてしまうことがありました。

13_takei_0159.jpg

小さな文庫本でも手元にあったり、
ホコリだけでも本棚にあるものは、
そういうことがなかった。

ましてや、装丁が記憶に残る、
美しい本を、意図せずして、
繰り返し読み出すことなどあり得ません。

懐かしい道具「ブックエンド」は、
スペースの整理だけではなく、
心のありようにも大切な、
豊かさをもって整理をする、
道具なのかもしれません。

         甘庵



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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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