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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

春を感じる節句

四季のある日本の美しい暮らし方を、
気軽に取り入れて、節句ごとのアイテムを飾る習慣として、
おひなさま、五月人形、鯉のぼり、七夕飾りなどがあります。
どれも、楽しく、どこかわくわくする物です。
子供の頃は、無邪気に楽しみに出来たのに、
大人になるにつれて、ゆとりある心を持てても、
なかなか、億劫になりがちですが、
出来れば、大切にしていきたい習慣ですね。

節句は五節句といって、五つあるそうです。
中国から伝わったのだから、
縁起のいい奇数のぞろ目だろうって思っていました。
5月5日の端午の節句。
7月7日の七夕の節句。
9月9日の重陽の節句。
は、それっぽいフレーズ。
でも、3月3日の雛祭りは、なんという節句だろう?
桃の節句というくだけた名称でではなく、
きっと他にあるのだろうと、
調べてみました。
上巳(じょうし)と言うそうです。
うーん、桃の節句の方がやっぱり響きがいいかな。

それに、もう一つある節句はいつ?
いつで、なんと言うか知っていましたか?
これも調べてみました。
1月7日の人日(じんじつ)と言うそうです。
これ七草粥の日ですね。節句なんですね。

面倒くさいことはおいておいて、
季節の節目として、上手く暮らしに取り入れて、
楽しい暮らしの演出、習慣として伝えていければ良いですよね。

宵節句生まれのぼく個人としては、身近に感じることもあり、
春を感じる節句の上巳の節句=ひな祭りが好きです。

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本来の旧暦だと4月になるから、
まさに桃花盛りのころで、桃の節句の雛祭りは、
春の訪れを実感できる祭りと言う意味もあってか、  
華やかさという意味では、一番ではないでしょうか。
新暦のひな祭りは、春を呼ぶ祭りって感じます。
大人になっても雛は祭りは楽しみたいもの。
男のばかりで育ったぼくには、
おひなさまには憧憬の感があります。

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あまり大げさでにならずに、
身の回りのちょっとしたスペースに
ささやかでも、春を感じるしつらえすると、
どこか心和むものです。
そこで毎年銀花でも作り手たちに、
小さなおひなさまを作ってもらっています。
そんな時にちょうど良いサイズのおひなさま。
内裏さまが並んで手のひらに乗る程度までの大きさで、
小さい物は、小指の頭ほどです。
品のあるお皿の乗せて、可愛い器に雛あられ。
そんな“しつらえ”ひとつで、
ほら、春が感じられます。

           甘庵

テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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