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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

猫好きの陶芸家が作った猫

高松奈緒さんは荻窪育ち荻窪在住の作り手です。
いわばご近所の陶芸家。
工房が昨年夏の大雨で溢れた善福寺川沿いにあり、
気の毒に洪水被害にあって、しっかり浸水しでしまったんですよ。

そんな高松さんが、今回猫を作ってきてくれました。
「重い重い」といいながら、体に似合わない大荷物の抱えていると、
自分の買い物をさしおいてでも買い込んできた愛猫の餌だったりします。
そんな様子を何度か目にしていて、高松さんが猫を可愛がっていたのは、
前からわかっていましたが・・・・。
その甲斐あってか・・・・?
いえ、愛情溢れる観察眼で眺めていたのでしょう。
こんな作品を作って来てくれました。

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大漁船に乗る猫君の顔つきにしても、小道具にしても、
ウイット、ユーモアあって、
ふざけているけど、品格も感じられる。
ぼくは猫派ではないけど、
このシリーズの作品はすごく気に入っています。

hina311.jpg


「猫踏んじゃった♪を弾いているです」っていう、
高松さんという作り手のキャラそのままかもって・・・・。
小柄で可愛い顔していて、年より若く見えます。
(どう、奈緒さん、良いこと書いているでしょう。
えっ?じゃー実は年なんだ!って。いえそうではなく・・・・)
でも・・・・、なかなか口が悪いっていうか、
辛口で・・・すごくいいんですよ。
(これは、ぼく的には奈緒さんの素敵な・・・チャーミングな・・、
ともかく魅力の部分と・・・思っているんですよ。フォローになってないかなー)
そのギャップも、根がまじめで、きちんとしている点と、
明るく、気さくなところが、
いやみになったり、意地悪くは感じられないという、
そんなキャラです。
(ああー、怒られそうかなー)

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ともかくキャラならではのこのシリーズで、個展やったらとそそのかしていたんです。
すこし、風刺画的な、テーマを決めての、
群の作品にするともっとおもしろいのではないかなー。
「猫百態」って感じかな。

hina285.jpg


そういば、個展の時に来ていた光藤さんが写真撮りにおいてあった、
この魚に乗る猫みて、「かわいい」っていっていたから、
メルヘン的な可愛いという意味以外の、
光藤モードのフィルターでも引っかかる、
物も持っているのだと思います。
(光藤モードについては後日作品とともに紹介しますが、
かなり、好き嫌いでるハードな作品なんですよ)
その光藤佐さんも猫フリークで3匹飼っている猫ちゃんを、
「上の子が」「真ん中の子はね・・・」「下の子は・・」と、
愛猫家ぶりは言葉の節々から伺われます。

hina313.jpg


お利口そうな君は何を思慮しているの?
満腹顔の君のごちそうなんだったのかな?
どこか、物語性が感じられる人形ですね。

                 甘庵

テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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