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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

出番が多くなる器の秘密

光藤佐さんの黒釉は、
黒い釉薬なのですが、
黒ではないかもしれません。

14_mitsufuji_0141.jpg
黒釉七寸皿 9,000円
径22cmH5.5cm


今日は開催中の光藤さんの個展から、
黒釉7寸皿でお話ししてみます。
いくつかの黒釉を使い分けている、
光藤さんの新しい黒釉になります。

14_mitsufuji_0142.jpg

少し艶消しな肌合いに見えます。
鉄を中心にした金属が窯変を見せ、
光藤さんですから、しっかり焼くために、
釉薬に溶け込む素地に多く含まれた鉄分や、
見込み中心に流れ込む禾目も見えます。

14_mitsufuji_0137.jpg

釉の薄くなる口縁や、
高台土見せと釉薬に際などは、
赤味を帯びた茶から黒への、
美しいグラデーションが見えます。

14_mitsufuji_0143.jpg

これらの様子や窯変を、
一口に黒といっては、
もったいないかもしれません。
器好きからみると、
言葉で縛られないようにして、
このあたりを見ていただきたいポイントです。

だからこそ、使ったときに盛り映えし、
何を盛っても華やかに美味しそうで、
気づくと出番の多い器になる、
大切なポイントと言っても良い、
器を見極める秘密の部分なのですから。

           甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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