うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。
開催中の寺山光廣さんの銅を鍛つ展から、
今日は、3タイプのお玉をご紹介します。
お玉の掬う部分がそれぞれで、
丸、玉子、玉子横の3タイプです。
左:お玉 玉子横 8,000円 W9.9cmD8.1cm取っ手L26.4cm
中:お玉 玉子丸 7,000円 径8.6cm取っ手L26.2cm
右:お玉 玉子小 8,000円 W7.5cmD9.5cm取っ手L25cm御御御付けが思い浮かぶもの、
スープがイメージ出来るもの、
瓶などへ注ぎ入れる姿が連想するものと、
お玉それぞれの活躍場面が、
個性ある兄弟のようです。

掬う部分は銅の打ち出しで、
柄の部分は少し堅い真鍮です
既製のお玉とは違い、
手にしたときに、ずしっと来るところが、
料理への気構えを奮い立たせてくれそうです。

脇役の道具でありながらも、
隅々まで手で作られた納まりをもつ、
美しい姿に「用の美」を感じ取れる、
顔つきの違うお玉三兄弟です。
甘庵
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プロフィール
Author:うつわ屋甘庵
器好きが高じて 器屋の主になり
気が付けば40年が過ぎ
いつまでたっても大人げなく
首をかしげる器の情報には
ついついむきになった物言いになり
器好きゆえとはいえ
いたらないさに反省しつつも
器の魅力を発信できればと
日々つぶやいております
mail:ginka@kan-an.com
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