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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

籠の魅力

使い込むとしっとりと柔らかくなり葡萄色が見えてくるような山葡萄の籠。
編み目が綺麗で、丈夫で飽きのこないアケビの籠。
水にも強く、丈夫で軽く、飴色に変わっていく美しさをもった根曲がり竹の籠。
薄く剥いで、テープ状にする技と丁寧な編み方のクルミの籠。
買い物籠、バスケット、手提げ籠、ポシェット、ざる、乱れ籠などなど。

普段は“うつわ屋”の荻窪銀花が6月2日から14日まで籠屋になります。
今年は山葡萄、アケビ、根曲がり竹、クルミなどので編んだ、
買い物籠などの、手に持つ籠を中心に、
こんなにもいろいろな形や編み方が出来るかと思えるほど、
いろいろな表情の籠が集まりました。

私たちの先人たちは、暮らしの中で培った技と知恵で、蔓や植物の表皮や幹などすべて自然界の恵みを、適材適所の使いかたで、様々な籠つくってきました。
それらは暮らしを反映した使われ方で、活かされてきました。
そのために、まず丈夫であること、使いやすいことが基本でした。
それでもプラスティックやステンレスのような、普遍性はありません。
その分、暖かみのある表情や、使い込んだときに変わっていく様を楽しめます。
使われ方も暮らしが違ってきても、人の営みの基本は同じですから、籠好きに皆さんは、はっとする使い方までなさって下さいます。

また、素材の持つ質感の高さがファンションとして認められてきて、和の文化が育てたクオリティの高さからも、買い物籠はもうほとんど街で持つ夏のバッグとして、高い人気を集めています。
元々は欧米向けへのバスケットとして導入され、手仕事の確かさで作られて、
一時期は、欧米への人気ある輸出品だったそうです。
今また、本来のバスケットに戻って使われていることになりますね。

                 甘庵

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