FC2ブログ

うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

木彫の台が箱なのか 箱の飾りの木彫か

開催中の武井順一さんの個展から、
刳り箱をご紹介します。

14_takei_0017_201410091053489ab.jpg
武井順一 刳り箱「人」 32,400円
ヒノキ、ホウ 拭き漆 W7.5cmD6.8cmH15cm


武井さんの木彫は「物思う」『思いにふける」、
そんなイメージを受ける男の姿を、
実に巧みに掘り出しています。

14_takei_0016.jpg

それでも不思議と暗さや重さは感じません。
そこには生きていくことで普通に巡ってくる、
人のサガや葛藤から浮かぶ哀愁が、
表されているように思えます。

14_takei_0019.jpg

ご紹介の箱はヒノキ材の塊を刳りぬき箱にしています。
蓋の上の男が座る台までが一体です。
男はホウ材で彫られています。

14_takei_0018.jpg

男は高さ4.3cmほどの大きさですから、
目鼻までが彫られているわけではないのですが、
この小さな木像から男の感情がしっかり表現され、
細部が彫られていない分、見る側が自由にくみ取れます。

塊から刳って作り出す刳り箱の木工の技も、
小さいけど力ある木彫も、
それぞれが主役の存在できるのに、
その両方を得られて、
使える刳り箱に仕上がっているところが、
武井作品の魅力です。

            甘庵


ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。


にほんブログ村 コレクションブログ 食器・テーブルウェアへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ

ご協力ありがとうございます。

テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
https://utuwaya.blog.fc2.com/tb.php/3072-ac8a6598
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)