陶器が使って行くことで侘びてくる表情を、
ご覧いただく展示をしてみました。
陶器は素地に吸水性があるために、
使うことで湯茶などが染みこんでいき、
少しずつ侘びていくのが楽しみです。

手前:藤田佳三 粉引猪口 1,944円 径8cmH6.5cm
奥:おなじ粉引猪口十年近く使ったもの。
急に変わるのは汚れに感じてしまいますので、
使う度に、注ぐ物や料理に合わせて、
湯や水をくぐらせてから使ってください。

手前:中條正康 色絵湯呑み小 4,320円 径7.5cmH7.5cm
奥:同じ中條さんの15~6年使ったカップです。
先人たちは、こうして長く使うことで、
育てて行くと言っていました。
侘び方も使い方やお茶や料理の好みなど、
個人差が出るようです。
使うことで自分色に染めていく感じでしょう。

手前:藤田佳三 刷毛目6寸皿 4,104円 径16.5cmH5cm
奥:二十年近く使っている藤田さんの刷毛目湯呑みです。
ただこれは、人それぞれのお好みで、
いつもシャキッと曇り無く艶やかな器を、
お使いになりたい方は、
白磁や青磁などの磁器をお薦めいたします。

手前:中條正康 金彩3.5寸皿 3,780円径11.5cmH1.5cm
奥:10年ほど使ったも金彩3.5寸皿です。
甘庵はどちらも大好きで、
磁器には磁器の魅力があり、
陶器には陶器の表情があり、
せっ器にも渋い肌合いに挽かれます。
それぞれが引き立てあい、
取り合わせをを楽しんでおります。
甘庵
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