FC2ブログ

うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

箸もマイ箸

マイボウルの話を友人に話したら、

『マイボウル持つ風習が世界の中でも珍しいだなんて
この私達の当たり前のことがねー 不思議』

と関心してくれながらも、さらに、

『韓国へ行って 食事に行った時に 金属の冷たい箸で
食事した なんだか味気なかったなー 重いし冷たいしで・・・』

という話がでてきました。
韓国はマイ箸とマイ匙を貴族はもっていたみたいですよ。
でも、これが面白いんだけど、どちらも金属が多いんですよね。
みなさん、当たり前に自分の箸を、家では使っていませんか?
実は箸も、自分の持つ習慣も珍しいんですよ。
でも、マイフォークや、マイナイフはあまりきかないでしょ。

つづいて、ぼくは友人にこんな話をしました。

「ものもの」の秋岡芳夫さんが、昔何かの雑誌に書かれていましたが、
日本人と韓国人の口に触れる物好感度ベスト3。
ちょっと、面白いんですよ。

日本でのベスト3は、

1.木=割り箸、箸や椀なども、実は中が木。
  漆器は好きな木を使いやすくするための、
  一番強い漆を塗ったということなんですよ。

2.陶磁器、ガラス。

3.金属 でもこれはしかたなしかな。
  だって、フォークやスプーン使うから。

これが韓国では、
1.金属 だから、箸も匙も、器だって・・・。
     あれは「いい感じ」って思って金属なんですよね。

2.陶磁器

3.木  だから、案外漆器が少ないんですかね。

となるそうですよ。
とても近い国なのに、不思議ですよね。
風土や習慣が違うせいかな。


その友だちさらにこ『日本ってさ なんで 自分のお箸があるのに 
ナイフやフォークは自分専用じゃないのかなー
ってこれ 我家だけかな?』

そうですよね。
これは、洋食器として導入されて、
同時に、習慣やマナーもついてきたからでしょうね。

ぼくの店でも、漆の器などにも優しい、
木の匙を置くようにしているのですが、
手で作るので、あえて一つずつもものがあり、
それをマイスプーンとしてお求めになる人が、
結構いらっしゃいますよ。
それから、ぼくもそうしましたが、子供用の匙も木を削りだし、
漆で仕上げた匙を選びました。
これも、口当たりが柔らかくていいですよね。

手で作り出す物だと、微妙に少しずつ違うから、
その点でも、自分の箸や匙にするのにも、
出会えることがあるのかもしれませんね。
マイ箸と、マイ匙に。

            閑庵

sajihasi.jpg

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
https://utuwaya.blog.fc2.com/tb.php/38-ff79709a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)