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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

三角の腰掛け

三角の腰掛け
藤島いっかんさんのこの椅子は、
椅子という響きより「腰掛け」や「床机(しょうぎ)」といった、
日本にあった名詞の方がぴったりに感じます。

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藤島いっかん 
左:三角スツール大 W39cmD34cmH17.5cm ケヤキ漆¥18000
右:三角スツール小 W37cmD28cmH17.5cm ケヤキ漆¥16000


一時的にちょっと腰を掛ける>腰掛け仕事。
みたいに、しっかり座る椅子でもないのですが、
その分、軽くて、小振りで、お洒落な姿も、
スペースや気持ちや視覚にも邪魔になりません。

古い形の床机は、ディレクタチェアーから背もたれてと肘あてを取った形です。
川中島で武田信玄が腰掛けたまま、上杉謙信の攻撃を受けるシーンって、
みたことありません。
あのときの腰掛けているのが床机だそうです。
折りたたんだり組み立て足り出来るものだったようです。
それが、茶店の前の毛氈ひいてあるようなものを、
そう呼ぶようになっていったようです。

そんなことは余計なことなのですが、
この「床机」って言う字が気になる。
と、いうのは、床で机でしょ。
意味は違うのでしょうけど、机にも使えちゃう感じがしてしまう。

話を今日の椅子に戻します。
この三角スツールは、杢目の綺麗な欅の無垢材で、
表面は粗挽きの木肌とあえて残し(裏は鉋かけてあります)、
漆をたっぷり塗って仕上げてあります。

ちょっと腰掛ける、ちょっとちゃぶ台に、
ちょっと花台や飾り台に・・・と、
椅子!!って行く感じが強くないだけに、
いろいろ遊べる椅子です。
「小さな椅子展」のサブタイトルをした、
「使う工夫の楽しさ」そのものの椅子です。

                甘庵
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