FC2ブログ

うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

歩き出しそうなガラス

巳亦さんのガラスの器には「三つ足○○」という器があります。
一部には通常の方法で、本体に溶けたガラスを、
3つ、付けて足にするものがありますが、
巳亦さんらしい「三つ足○○」は、ちょっと違います。
その器を見たお客さまから、たびたび、
「なんだか歩き出しそうですね」というコメントをいただきます。

mmt205.jpg


画像を見て頂いてわかるでしょうか、
歩き出しそうな器のあしは、
付けているのではなく、生えている感じの足なんです。
そのため、なんだか動き出しそうな・・・・。
うーん、こりゃー「じょれい」がたりなかった?

そうそう、話ちょっと飛んで、
前に若いお客さまに、
ガラスは「じょれい」が必要なんですよ。
そうしないと、何もしなくても、割れてしまうことがあるからとお話したら、
「ええーガラスって除霊するんですかー」
おおー最近の若い方はオカルト好きだなー。
「いいえ、除霊ではなく、徐冷。ゆっくり冷ますっていう意味です」
と・・・・。

mmt206.jpg


話を戻して、
ぼくが生えているという足は、
器自体のガラスから、適当に都合を付けて、
3カ所を引っ張りだしているんです。
巳亦さん何気なくこなしてしまっているんですが、
これって、結構凄い技なんですよ。

付けているのとは違う、
有機的な姿に感じます。
そのため、「動きだしそう」と、
感じる方が多いのではないかな。
何せ、生えている足ですからね。

mmt208.jpg


ああー、昨日直して帰ったの・・・、
また今朝も、このぐい呑みが、
棚から落ちそうになっている・・・。
うーん、こりゃー「じょれい」がたりなかった?

            甘庵

皆様のクリックは励みになります。

人気blogランキングへ

にほんブログ村 美術ブログ

bloog.jp へ

テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
https://utuwaya.blog.fc2.com/tb.php/395-5768c69a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)