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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

秋の夜長に使いたい片口

十三夜から昨夜まで綺麗な月が見えました。
いざよいの今夜も楽しめるかもしれません。
秋の月を愛でながらの一献。
となれば静々と注ぐのが楽しい酒器が欲しくなります。

17_mitufuji_0288.jpg
白磁酒注片口 14,040円
W17.5cmD12.5cmH8cm 容積200ccほど


そこで今日は開催中の光藤佐さんの個展から、
縁口に施した鉄が釉に溶け出し金茶から黄色まで、
綺麗なグラデーションをみせている、
白磁酒注片口をご紹介いたします。

17_mitufuji_0289.jpg

素地は少し雑味のある磁土で、
光藤さんの還元炎焼成のガス窯では、
グレーかかった白磁ですが、
穴窯のなかで灰をかぶり、
炎にもムラやよりが出て、
黄色がかったところから緑の釉だまりまで、
無地の白磁のなかに景色が織りなされています。

17_mitufuji_0290.jpg

形はロクロで挽きあげたあとに、
ゆったり歪ませた楕円にして、
長手方向の先に筒にした口を付けています。
少し戯けた表情の口は、
ゆっくり杯に満たしていくのを楽しめる、
程よい出方で注げます。

17_mitufuji_0291.jpg

酒器は何よりまず酒の肴になる風情が備えてなくてはいけません。
ご紹介の片口には器好きでなくても、
酒を注いでいるうちに見えてくる見所が満載なので、
酒器が肴になる楽しみと出会う器になり、
知っていただくきっかけにもなることでしょう。

              甘庵


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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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