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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

花薫る梅文蕎麦猪口

開催中の「中條正康 寿ぎの器 展」から、
金彩梅蕎麦猪口をご紹介いたします。

18_chujo_0108.jpg
金彩梅蕎麦猪口 6,480円
径8cmH6cm


蕎麦猪口の側面を上下二つに分けた、
上部分いっぱいに白梅が咲乱れる帯と、
下は分は呉須ダミで渋めの青い幕という、
シンプルは配置に仕立ててあります。

18_chujo_0109.jpg

この満開の梅花をトリミングしたような梅文は、
成形後に化粧土の花部分を置き、
鉄下絵で枝を描き、呉須ダミで腰部分を塗り、
釉を施し本焼きをしたのち、
赤絵で梅の蕊を描き上絵窯で焼成、
背景部分を金彩で隙間なく埋めて再び上絵焼成という、
手間を数えると感心する計画的な仕事です。

18_chujo_0110.jpg

ただそれは手間数を見せたり手間賃としていません。
時給でする仕事ではなく、
仕事に誇りと楽しみを持っている仕事です。
梅園に広がる白梅を思い起こせ、
芳しい香りが漂うような、
絵付けを目指していると思います。

18_chujo_0111.jpg

手のひらに納まるほどの蕎麦猪口一つから、
こつこつと楽しみながら絵付けをしていく、
中條さんの姿勢が伺えます。
それが器を手にしたときに使うぼくらにも、
なんだか嬉しくなる気持ちにさせてくれる、
心のこもった絵付けなのだと思います。

               甘庵


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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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