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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

ゆとりのある技が作った形

春になると小鉢に盛る副菜が、
煮物などの温かい料理から、
和え物やサラダのような常温や冷たいものが、
美味しくなってきます。
自然盛りつける器にガラス器の出番が増えてきます。

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巳亦敬一 新スキハッパボール小 3,024円
W14.5cmD11cmH5cm


今日はそんな時にお薦めのガラス小鉢です。
巳亦敬一さんの黄金色の煌めきが綺麗な、
新スキハッパボール小をご紹介してみます。

吹きガラスは溶けたガラスを竿(パイプ)に巻き取り、
息で膨らませ、回転させながら形を整え、
口を開いてカップ型を作るのが基本の行程です。

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ここに技や型や道具で手を加えて、
ボール型、コーン型、円筒形、
曲線を組み合わせたものなど成形していきますが、
竿のにあるガラスを回転させて形を整える、
吹きガラスの作り方なのでどれも回転体が普通です。

楕円や四角形のものを作るときには、
多くの場合、用意しておいた型に吹き込んで、
形を写して作ります。

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巳亦さんはカップ部分よく楕円や三角形にしたり、
四角い台や、三つの足などのデザインを生み出します。
それは回転体の円形が基本の吹きガラスに、
技で形を変形させたり一手間加えて作り出しています。

このハッパ型ボールも円形から手業で、
柔らかなガラスを歪めて美しく形作っています。
しかも食器として重ねがスムーズにできるように、
同じ歪み具合に揃えているという仕上がりを見せています。

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三代目のガラス屋として育ち、
物心ついた時からガラスが身近にあり、
体に染みついているガラスと会話しながら作る、
ゆとりのある技があってはじめて出来る、
遊び心のある仕事です。

               甘庵


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