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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

涼しく感じると選ぶ器も変わります

今日の荻窪は過ごしやすく感じていますが、
気温をみればほぼ30度・・・あれ〜。
連日の体温越えの気温に体が慣れてしまったのか、
30度が涼しくさえ感じています。

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光藤佐 粉引兜鉢6寸 5,400円
径17.5cmH4.5cm


そのためか食べることにも意欲が、
なるべく火を使う時間を少ない献立が、
中心になっていた反動か、
じっくり調理したものが食べたくなっています。

17_mitufuji_0084_20180726112229a6a.jpg

そんな気持ちでご紹介するのは、
光藤佐さんの粉引兜鉢6寸です。
この器は素材や料理を選ばずに、
ともかく料理が美味しそうに盛り付けできます。

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兜鉢という名称の由来になっている、
見込み部分からすっと緩やかに立ち上がる、
大きめの縁が絶妙なバランスで、
見込み部分にゆったり高めに盛り付けるだけで、
自然と美味しそうな盛り付けに収まります。

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粉引なのに白いというより、
灰釉の黄色や緑が感じられますが、
それは穴窯という一房の窯で、
薪を燃して焼かれたための、
灰が降った自然釉や炎で炙られた発色の、
味わい深い景色がみえるからです。

この景色も料理の美味しさをアップしてくれます。
そのため使う頻度も高くなれば、
陶器の楽しみである使うほどの、
じわじわと侘びていく景色を、
育てるオーナーとして味わうことができます。

                 甘庵


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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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