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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

白磁ですが色がみえます

今日は11月2日(金)から始まる、
光藤佐さんの個展用のDM作りをしいます。
個展には穴窯で焼かれた魅力的な器がたくさん届きます。

18_autumn_0762.jpg
光藤佐 白磁そばちょこ 大 3,456円
径8.5cmH6.5cm 程よく入れて150cc


穴窯は仕切りのない一房の薪窯です。
焼きムラが出たり管理が難しいのですが、
そのための窯変などの変化が面白く、
味わい深い焼き物が生まれます。

18_autumn_0763.jpg

そのため著名な陶芸家が茶器などを作るのに、
使われることが多いのですが、
光藤さんのように食器がメインで使っている方は希少です。
そこは窯の設計やシステムや焼成などに、
色々な工夫や技術が生かされて回っています。

18_autumn_0764.jpg

全く一人でなさっているので、
たくさんのエネルギーが必要だと思うのですが、
まずはご本人が、ヤキモノ好きで作るのを楽しんでいることが、
一番のエネルギーになっていると思います。

18_autumn_0765.jpg

器一つ一つからその大好きだ〜パワーが、
ひしひしと伝わってきて元気をもらえます。
ほら、このソバチョコもよく見ていると、
薪の香りが漂い煙が舞う気配を、
白くなるほど高温の炎が見え、
窯の中にごぉーっと流れる音が聞こえ、
器に炎があたり灰がふりかかるのが感じとれます。
だから白磁なのですが・・・白くないんです。

                甘庵



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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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