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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

艶と艶消し

野波さんの仕事で使われている釉薬は、
青白磁という、少し青みがかった艶のある釉薬と、
マット白磁という、艶のない白い釉薬です。

nnm343.jpg


素地はどちらも磁器なので、日に透かすとうっすらと透けます。
瀬戸で調整された磁土をつかっているそうですが、
聞くところでは、ニュージーランドカオリンで配合されているそうです。
粘土などのやきものの材料は有限なので・・・・、
うーん、グローバルになってきたな。

その素地に、施す二つの釉薬は、
基本的には同じような材料と調合なのだそうですが、
ちょっとしたアレンジで、
艶が出る釉と出ない釉が出来るそうです。
艶があって、釉のガラス質が見えると、
釉の材料の中に少し含まれている鉄が、
還元炎(燃えるガス C=炭素 が多く、酸素=O が少ない状態)で、
焼くことで、青くなります。

nnm344.jpg


マットの釉も還元炎で焼いているので、
釉たまりのところをみると、実は青いんですよ。
それでも、艶がなく(マット)、表面が乱反射することで、
白く見えるんですね。

nnm345.jpg


同じ素地で、殆どおなじ釉でも、
艶があり青みがかったいるのと、
つや消しで白いのとでは、
違った表情に見えるだけでなく、
陰影に関わるのでしょう、
フォルムの印象も随分違ってみえます。

               甘庵

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