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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

丸四角いところが売りの鉢

開催中の光藤佐さんの個展から、
今日は四角いけど丸さが優しい、
粉引四方鉢五寸五分をご紹介します。

18_mitufuji_0030.jpg
光藤佐 粉引四方鉢五寸五分 5,184円
W15.5cmD14cmH5.5cm


光藤さんは基本的に轆轤挽きを手業で形を作ります。
四方鉢シリーズをつくるときも同様で、
まずは轆轤で丸い鉢を挽き出して、
少し乾かしタイミングを計り、
変形に適した柔らかさを残している素地を、
手で歪めて四角くしていきます。

18_mitufuji_0031.jpg

この方法は四角いけど丸さがある、
優しいイメージを残した仕上がりになります。
型作りやタタラ作りの角がキリリとした四角も良いのですが、
それとはまた違う滑らかな縁の四角が、
粉引の持つ優しさを相まって、
一段と優しい表情に仕上がっています。

18_mitufuji_0386.jpg

四方向からただ寄せているようですが、
器作りが上手い光藤さんなので、
重ねてみると変形させて縁が邪魔することなく、
丸い皿が重なるようにスムーズに重なります。
このあたりの3D感覚が優れた手業と、
使い手への優しさがよく分かるポイントになります。

18_mitufuji_0033.jpg

焼き方も粉引の柔らかさを残していて、
素地の鉄分が程よく酸化した、
御本(釉下のほんのりした赤み)が、
粉引の優しさをより引き立てています。

             甘庵



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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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