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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

ユーモラスな姿の花入

光藤佐さんの個展が最終日になりました。
まだまだご紹介したい素敵な器がいっぱいあるので、
それらはおいおいご紹介することにして、
今日は見ていてなんだか少し楽しくなる、
俵壺(たわらつぼ)をご紹介します。

18_mitufuji_0336.jpg
光藤佐 俵壺 48,600円
W23cmD12cmH16.7cm


他の焼き物文化と同様に大陸や半島から伝わってきた形で、
姿が俵を連想させるところからそう呼ばれてきたようです。
どこかユーモラスな姿でいながらも、
心をとらえる不思議なフォルムです。

18_mitufuji_0337.jpg

何より印象的な形の作り方は、
花入の本体部分を轆轤で挽き出していき、
先端を閉じてしまい、
砲弾型やラグビーボールのような形を作ります。
それを横にして別に作った高台と口を取り付けます。

18_mitufuji_0339.jpg

姿はふざけた要素がありますが、
重心が低くて安定感があり、
花器としても貯蔵瓶としても、
利便性が思った以上に良い形です。

18_mitufuji_0340.jpg

ユーモラスで通常の器とは違って、
動きのあるアクロバチックな姿は、
非対称で横長で自然と前後を考えてしまいます。
それは器への目線というより、
生き物への見極めに近い気がします。
そこが手にしてしまうと思った以上に、
愛着が湧いてくる、可愛くなってくる、
不思議な力のある花入です。

               甘庵


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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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