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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

春の宴には完全非対称の器

春になり各地の開花情報などが話題に登ると、
お花見や春の宴がすぐに連想されて、
何故だかお箏の調べと和の色が濃い情景が浮かびます。
器好き妄想族の甘庵はディテールが細かくなり、
宴の酒器や器まで思い描いてしまいます。

18_mitufuji_0011.jpg
光藤佐 粉引片口鉢六寸五分 6,840円
W18cmD18cmH7cm


そんな妄想にぴったりな光藤佐さんの、
完全非対称な粉引片口鉢をご紹介します。
洋食器には稀なアシンメトリーな器が、
和の器には自然に使われています。

18_mitufuji_0010.jpg

片口もその代表ですが、
本来注ぐ器として使うとき姿の、
客付きから見てくちを左にして設えるので、
見た目は非対称ですが、
もし口を手前や奥に向けると、
対象形になるものが普通です。

18_mitufuji_0009.jpg

ところがご紹介の光藤さん粉引片口は、
意図的に歪ませた波打つ縁の摘んだ口が付きます。
それも歪み方も口の位置も一つづつで、
それぞれの個性ある顔付きに仕上がっています。

18_mitufuji_0012.jpg

揃えようとする洋食器の文化とは、
まるで異なる不揃いのフォルムの器は、
侘びの感性でもあるのですが、
特別高尚な美意識でなくても、
私たち日本人が自然と持っている、
緩い造形への近親間なのではないでしょうか。

菜の花や山菜や筍が盛り付けられ、
舞い散った花びらが舞い込んでくる・・・。
そんな絵図を妄想して生唾を呑む甘庵です。

               甘庵


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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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