FC2ブログ

うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

重厚感のある彫ポット

すっかり梅雨空に戻った荻窪です。
気温は上がらなくても湿度は高い1日になりそうです。
昨日の蒸し暑さからの今日の23度は心地よくさえ感じ、
おやつは煎餅とほうじ茶にしようかな・・・、
などという雑念が頭によぎります。

19_kato_0376.jpg
加藤財 ポット彫り 黒丸 17,280円
容積600cc


そう温かいお茶が飲みたくなります。
そこで今日は加藤財さんのポットをご紹介することに、
ポット掘黒丸です。

19_kato_0377.jpg

「鎬では」と思われる方も多いかもしれませんが、
形状は溝を掘る鎬が立っていない「鎬文」などより、
鎬部分がシャープで勢いや動きのあります。
ただ作り方からあえて「彫」としているのだと思います。

19_kato_0379.jpg

通常のやきものでこの様な形状を作り出すには、
生乾きの時に適当なヘラなどで削り出す、
あえて言えば湿式の方法をとります。

加藤さんの彫シリーズはそれに比べると乾式です。
ほぼ乾燥状態になってから切れる金属の道具で、
「カリカリ」という感じに彫り作っています。
木彫や石彫の手法に近いと思います。

この違いは仕上がりの重厚さに現れると思います。
湿式の方が綺麗に整うかもしれません。
加藤さんの方法だと固い素地の抵抗の後が、
彫あとに表れてそこに素材感や時間経過が見て取れます。
これこそがポット彫の真骨頂だと思います。

                甘庵


ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。


にほんブログ村 コレクションブログ 食器・テーブルウェアへ
にほんブログ村


和風ランキング

ご協力ありがとうございます。

テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
https://utuwaya.blog.fc2.com/tb.php/4356-9c768b21
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)