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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

美しいポット

今日ご紹介するポット瓶子は、
加藤さんが初めて作られたポットです。
形も加藤さんのオリジナルです。

19_kato_0299.jpg
加藤財 ポット黒 瓶子 12,960円
容積350cc


器の美には色々な観点からの美があります。
民藝運動から用の美。
インダストリアルデザインからの機能美。
茶道からの侘びの美。

19_kato_0300.jpg

このポットにはそれぞれの美を引き継ぎ、
活かしている美があると思っています。

加藤財さんのポットや急須が、
キレが良いのはみなさま承知の事実となっています。
注ぎ心地の良さは不思議なほどお茶の味を左右すると思います。

19_kato_0302.jpg

ただ、ここで言う味は、
ストレートなお茶の味という意味ではなく、
お茶をいただく時の環境で、
味わいが変わるに似ています。

19_kato_0301.jpg

雰囲気の良いカフェで心穏やかにいただく時や、
景色の良い席で伸びやかな気持ちでいただく時のように、
一杯のお茶でリフレッシュできる時間になるに似ています。
時空を追求するお茶室での一服にも似ていて、
侘びの美に共通するものがあります。

加藤さんの魅力ある形の特徴として、
丸みが人気ありますが、
その丸み・曲線の美しさも、
この瓶子ポットが原点です。

少し緊張感のある特別な姿で、
使い勝手ではなくデザインと思われる方がいますが、
逆です。
お茶を入れることに関しては機能美です。

一例として高台の径を比べると、
安定感のある気がする丸型のおよそ1割り増しで、
安定感は良いくらいです。
この語りから生まれる注ぎ具合は、
細く静かに注ぐ時に繊細なコントロールができます。

お茶を入れる目的に対して、
総合的な評価でいえばまさに用の美のポットです。

              甘庵


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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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