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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

たわらぐみ≒夏茱萸

昨日は、山梨都留に模様替えに出かけました。
模様替えを始めていると、
赤い実がびっちりとついた大ぶりな枝を抱えたお客さまのSさんが、
いつものように明るい笑顔で元気に入って来ました。

「銀花さん、今採ってきたけど持って行かれますか」
おぉータワラグミだー美味しそう!
「はい、よろこんで~」
「カラスの子供が毎日食べているのよ」
「へぇー菜食主義なカラスなのかな~」

gumi1.jpg


小学生のころ学校に帰りに、
生け垣からはみ出ている茱萸(ぐみ)を食べた記憶があります。
そういえば、雨上がりの水たまりが残る道ばたで、
手に傘を持ち、瑞々しい実に手を出した風景が記憶にあります。
やはり梅雨明け間近の、ちょうど今頃だったのですね。
熟していても、ほんのり甘く酸味の強い味で、
よく熟していないと、口のなかに渋みだけが残ってしまう実でした。

形からか、タワラグミと覚えていましたが、
試しに検索すると・・・、
ダイエットに利くという漢方のタワラグミ科の実の話ばかり、
思い直して”ぐみ”(茱萸)と引いてみたら、
いろいろ出てきました。
結果からいえば、”なつぐみ(夏茱萸)”のようです。
美味しく食べれるようにか、園芸種もあるようで、
”とうぐみ(唐茱萸)” や、”びっくりぐみ”など、
果肉を増やしたのか大振りの品種もあるようです。

店にもどって花器に活けたときに、
一粒落ちた赤い実をついつい口に・・・・。
とたんに、子供の頃にあじわった、食いしん坊ゆえの失敗の味が・・・。
ちょっとしびれるような渋みが口のなかに広がりました。
美味しい味とは言い難いのに、
何故かとても懐かしい記憶の味でした。

              甘庵

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