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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

野分

今日の題の「野分」は「のわき」と読んで、
台風の古い呼び方だそうです。
「のわけ」と読んで秋草の野原が、
風で吹きわかれる景色を思い浮かべていました。

はじめの意味の「のわき」方が、
未だかつてないほどの大きさと勢力のまま、
明日にはやってきそうです。
今日のうちに対処をしておきましょう。

18_cyujo_0779.jpg
中條正康 武蔵野図撫角向付 小 4.950円
□10cmH5.8cm


でもブログは後の方の「のわけ」をイメージできる、
中條正康さんの武蔵野図撫角向付をご紹介します。
柔らかな陶器の素材感の素地に、
鉄と呉須と化粧土でリズミカルに描かれた秋草文。

18_cyujo_0780.jpg

この器の特徴的な造形が角のないまる角形です。
角形でも角のない連続する画面いっぱいに秋草が描かれ、
果てのない広がりを意味する武蔵野図を、
小さな器の中に見事に表現しています。

18_cyujo_0781.jpg

器を2客、3客と並べると、
素地の土色の上に鉄の黒茶と、
呉須の深めの青と化粧土の白で描かれた秋草文が、
連続的に広がりを見せていって、
より広大な武蔵野図を見せてくれます。

18_cyujo_0782.jpg

そして、料理映えします。
様々な料理がとても美味しそうに収まるのは器の懐の広さです。
その点も武蔵野のイメージに重なります。

                甘庵
 

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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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