中條正康さんの色絵絵替小皿です。
三寸弱の小皿に四季折々の花を描いた、
食卓を華やかにする器です。

中條正康 色絵絵替小皿 2,200円
径8.8cmH3cm
ただ甘庵は四季を意識しすぎてしまうのか、
絵柄を文様とだけ受け取れずに、
絵柄ごとの季節を考えてしまいます。

それはそれとしても、
逆に言えば日本には四季折々に風景になる、
草木や花が楽しめる恵まれた風土だと、
改めて思います。

その分、四季で気温差や天気が変化するということですね。
地球規模の気候変動でこの季節のリズムが崩れてしまうと、
この小さな器にも描かれている、
四季折々の草花を楽しめなくなるかもしれません。

さて私たち一人一人に何ができるのでしょう。
無駄な排出ガスを出さないようにと言っても、
社会のシステムの中で暮らしている以上は、
極端な削減には限度があることでしょう。
私たち自身が息をすこととでさえ炭酸ガスを吐き出しています。
息を止めるわけにもいかないですものね。
生きるということは食べることでもあり、
自然界で植物が光合成で取り込んだCO2を、
食物からエネルギーを取り込むときに分解して放出しています。
でもそれは循環しているだけですから、
責任を感じることはないかと思います。
CO2が増えているならその分取り込むしかなく、
単純なその方法は植物に取り込んでもらうのが、
やはり手っ取り早いのかもしれませんね。
となれば絵柄にも文様にもなる草花を、
私たちの周りから減らすことなく増やせれば、
四季の風情を楽しめる環境を保ち失わないように、
できるなら増やすようにすれば良いことに・・・。
甘庵らしい能天気な結論にたどり着いてしまいます。
甘庵
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