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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

親しみのある印象の汲み出し

気温の変動が激しいですね。
1日のうちでも大きく変わったり、
前日とは打って変わる寒暖差に、
体調管理に心配りが必要ですね。

秋と冬がせめぎ合っているのかな。
それでも少しずつ冷え込んできていて、
季節が変わっていくのを感じます。

17_mitufuji_0102.jpg
光藤佐 粉引汲み出し 2,530円
径9cmH5cm


甘庵は冷たい飲み物が元から多く取らないのですが、
ほぼ温かい飲み物が中心になってきています。
それにガブガブと飲むことも少なくなりました。
むしろ濃い香りあるコーヒーや紅茶やほうじ茶や煎茶が、
美味しく感じます。

17_mitufuji_0103.jpg
穴窯で生まれた御本(赤い発色)は自然な発色で、
表情の中に温もりのある窯変です。


今日は煎茶に程よいサイズと使い勝手の、
光藤佐さんの粉引汲み出しをご紹介します。
程よく入れ60~70ccほどの汲み出しとしては小ぶりで、
煎茶を美味しく飲むにはちょうど良いサイズです。

17_mitufuji_0104.jpg

煎茶を美味しくいれるには、
200cc前後までの方が無理なく美味しく入ると、
甘庵は思っています。
その分量だと2〜3杯を摂れる椀の容量分です。
友人や家族を語らいながらお茶するには、
程よいサイズ感です。

17_mitufuji_0105.jpg

そういえば大昔に光藤さんの前の工房を尋ねたときに、
宴を催してくれてこの碗に一升瓶から酒を注がれた、
鮮烈な驚きを覚えたことを忘れません。

光藤さんの中である猪口的なサイズ感で、
飲み物全般からちょこっと盛ってもいける、
そんな親しみもある印象を備えている器です。

                甘庵
 

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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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