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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

器を育てる楽しみ

立春が過ぎてから冬らしい天気になり、
よく晴れているのに風が冷たい荻窪です。
新型ウイルスも心配ですが、
手荒いうがい体調管理で、
より身近なインフルエンザも油断せずに対応しましょう。

さて今日ご紹介するのは陶器に醍醐味である、
使うことで侘びていく様を楽しめる、
藤田佳三さんの粉引飯碗です。

20_fujita_0332.jpg


器を選ぶときに自分本位で決めるのが一番です。
まず感覚的な好きなもの美味しそうに感じるもの。
機能として暮らしの使い勝手に合っていること。
そうした中で陶器の器を選ぶなら、
磁器や炻器とは違って使うことで変化することを、
理解しておいてください。

20_fujita_0327.jpg
藤田佳三 粉引飯碗
右:3,300円 径11.8cmH6.2cm
左:3,740円 径12.7cmH6.1cm


それは陶器の持つ性質です。
侘びていく様を楽しめないなら、
磁器や炻器の器を選んでください。

でももしも使い込んだ器の貫入や雨漏りを、
「いい感じ」と感じられるなら、
ぜひ藤田佳三さんの粉引を試してください。
特に毎日のように使う自分の器の飯碗をぜひ。
ただ少しだけ、使い方に優しさをください。

20_fujita_0329.jpg

使う前に水や湯を茶碗に注ぐか、
流すようにするか浸けるかして、
十分に湿らせてください。
こうすることで急激な汚れの大部分を回避できます。
特に使い始めが大切です。

20_fujita_0331.jpg

毎日の使い方が人それぞれなように、
粉引飯碗の変化も一つずつになります。
先人の数寄人たちはこうして侘びさせていくことを、
「育てる」と言って楽しみにしています。
藤田さんの粉引飯碗は貫入や時には雨漏りも出て、
いい感じに育つように仕上がっています。
ぜひ器を育てる楽しさを味わってください。

                 甘庵
               
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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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