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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

静かな定番品

今日の定番品はじんわり愛着が湧いてくる、
静かなアワが魅力の荒川尚也さんのデップ皿です。

20_arakawa_0450.jpg
荒川尚也 ディップ皿 4,180円
径17cmH3cm


発砲させた華やかな表情のアワ皿に比べて、
空気を閉じ込めたアワの点文のディップ皿からは、
静かで地味な印象を受けられるのではないでしょうか。

20_arakawa_0451.jpg

ディップ文は受ける印象とは反対に、
空気を閉じ込めて作り出す作業は、
なかなかアクティブです。

20_arakawa_0452.jpg

アワの点文の間隔に連続して尖った、
ノコギリ状の金物を解けた素地に押し当てて、
連続した凹みを作ります。
その凹みが馴染んで平らになる前に、
解けたガラス素地を被せて、
空気を閉じ込めてアワ文に仕上げます。

20_arakawa_0454.jpg

グズグズしていると凹みが平らになって、
アワの大きさが小さくなってしまいます。
しっかり凹ませておいて・・・、
パパッとガラス素地で被せないと、
綺麗な連続アワ文が出来上がりません。

でも想像して見てください。
1400度以上にもなる坩堝の中で、
ドロドロに解けたガラスで作り出す作業ですから、
それはもう熟練した技があってこそ、
無駄のない乱れがない動きがあってこそ、
はじめて静かなアワ文が生み出されます。
そんな工程を思い浮かべてディップ皿を見ると、
ほら〜違った景色が見えてきます。

               甘庵
 
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