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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

見立てもいいけど

高めの片口を花入れに、
鉢を水盤やコンポートに、
楽しい見立ては器の世界を広げます。
ただ、本来の姿で使う心意気を知っておかないと、
見立ては、ただの代用になってしまいます。

ソバチョコでコーヒーをだしたり、小付けに使うような、
器を器に見立てるのと違い、
花入れとして見立てるときには、
嗜好やゆとりへの、お洒落な気配り、ゆとりを忘れ無いようにしたい物です。
それには、お気に入りの花入れに花を生ける楽しさを、
体に覚え込ますことだと思います。

さすが花入れ、楽にきちんと綺麗に納まり、
気合いを入れれば気位高く、床の間にも収まる。
そんなお気に入りの花を使っていてはじめて、
器を見立てて花入れに使うことで、
侘びの心や、草のくずした美しさをかいま見れるのではないでしょうか。

knot510.jpg


花入れは花入れにしか使いにくいからこそ、
ある意味で気位高く、自己の主張が強いことに。
かといってあくまでも花が主役。
花を生けた瞬間に、花を活かし映えさせるのが、
良い花器の条件。
もっとも、活けることが格闘技のような、
個の主張の強い花器もありますけどね。
それはそれでまた由。

塚本さんの花器はオブジェとしての美しさを持ちながらも、
花入れとしての間口の広さを持ち合わせています。
作られる塚本さんに重なる気がしてなりません。
やはり器は作り手の分身ですね。

          甘庵

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