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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

白肌の皿やわらかく料理映え

先日野波実さんが打ち合わせで、
銀花に来店いただきました。
この数年は取り巻くご事情から、
作陶の時間が制限されていたのですが、
やっと少しずつ作陶の時間を得ることができだして、
今年は銀花でも個展をお願いできそうです。
ファンの一人として今から楽しみが膨らんでいます。

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地元の特産のお土産 湘南ゴールドが似合います

先ごろ開催されていたグループ展にお邪魔したところ、
野波さんの器は今まで通りに人柄のままで、
温かくてやわらかな白磁や青磁が中心でした。
そこに土肌を活かした焼きしめの花器や、
野波さんらしい遊びのあるオブジェも拝見できました。
銀花の個展ではこれらに加えて、
現在試作中の新作の窯変釉が見られるかもしれません。

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野波実 マット白磁プレート 8,800円
径28cmH1.8cm



メインの食器は磁器が中心ですが、
蹴轆轤(けろくろ)と、玉つくりという、
量産の器作りに逆進する作り方で、
器一つずつの表情が豊かに、
また蹴轆轤の良さを活かした、
伸びやかでやわらかで瑞々しい造形は、
ある意味普通ではない磁器です。

20_nonami_0488.jpg

通常の磁器の目指すところは、
歪みのないフォルムや轆轤目を消し、
滑らかで淀みのない釉調でしょう。
それはもちろん素晴らしい技術があってこそで、
磁器としての完成形ではあります。

20_nonami_0489.jpg

野波さんの目指している器は、
素材として丈夫で使い勝手の良く、
白系で料理や使い方を選ばない盛り映えから、
白磁や青磁を選びましたが、
造形は手仕事の表現として、
轆轤でひきだしたやわらかな土を、
そのまま伝えたいを思われていると、
甘庵なりに想像しています。

実際のところ、
磁器なのに柔らかく温かみのある、
器との距離感が近い仕上がりで、
身近で使い込みたくなる、
そう感じさせてくれる器です。

              甘庵


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