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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

泡の秘密

ここだけのお話ですよ。
"うつわ屋のつぶやき"ぶろぐの読者だけに教えちゃいます。
荒川尚也さんの泡の秘密を・・・・。

スマートにお洒落に仕込まれた、
泡の美しさに魅せられた、荒川尚也さんファンの方多いと思います。
この泡には二種類あります。

一つ目は比較的早くから、仕事はじめてそう経たずに、
作られていました。
それがこのタイプです。

arkw071.jpg


これは、空気の泡です。
何でもアトリエとして納屋を改造したときに、
出てきた大きなノコギリが発想の始まりだそうです。
のこぎりの上にガラスを転がして、
目の跡が、点々と凹みます。
その上に、ガラスを着せると、
空気が閉じこめられて、点点点に。
*着せる=坩堝の中の熔けたガラスに吹いている浸けて、
ガラスを重ねることを言います。

よく見ると、着せなかったところには、
へこみの跡が少し見えます。

arkw069.jpg


これは、計画的に、発泡させた泡です。
意図的に、かつ創作的にデザインされた泡です。
薬品を巻き込んだり、付けることで、発泡させています。
熱化学反応で発生した炭酸ガスの泡を、
自由に、デザインした通りに発泡させるには、
随分研究の苦労をなさったと思います。

さてさて、実はここからが本当に秘密。
これらの泡は、空気でも炭酸ガスでも、
無色透明の気体。
その泡で様々な表情や、ガラスの煌めきや、
屈折する光りを遊ぶことが出来るのには・・・。
大変重大な秘密が隠されています。

って、そう難しことではありません。
荒川さんの素地です。
荒川さんの澄んだ素地ゆえの魅力があってこそのことです。
澄んで輝いているからこそ、
泡の美しさが、実によく演出され、素地が光り、心を打ちます。
そうなんです。
彼の澄んだ素地だからこそ、
泡の美しさが引き出すことができるのです。

ホラ光りをうけて虹を生み出しています。

*この点について、前に書きましたので
参考に目を通して頂ければ幸いです。
http://utuwaya.blog74.fc2.com/blog-entry-57.htmlw

           甘庵

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