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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

作り手荒川尚也 その2

荒川さんの話し上手については、
前にブログの記事にしましたが、
話術が長けているだけでなく、発想の面白さや、
面白くすることにエネルギーを欠けるパワーが凄いんです。

思い出した大昔の話ですが、
いまの立派なアトリエに引っ越す前の、
古い茅葺きの民家に住まわれている頃のことです。

過疎化が進んでいて、若い人も少ない部落だったようです。
同じような世代を中心とした、もの作りとの繋がりも出来ていていて、
遊ぶところも少ないので、仲間や、近所の人で、
カラオケ大会をしようということになったそうです。
日本的民家は、障子や襖をはずせば大きな空間になります。
そこに、当時はテープだったカラオケシステムで開催したようです。

エントリーにはいくつかの条件が、
一つは、エントリー曲の入ったカラオケテープ持参が原則。
二つめに、何か商品を持ってきて、かつ賞の名前を決めて、
さらに、その賞の受賞者と選ぶ権利が(責任が)あるそうです。
たとえばカップラーメンを商品にして・・・伸びる歌声賞とか。

当然主催者の荒川さん。
ガラスで大々的なカップを作ったそうです。
輝け晴耕社杯獲得歌合戦とうたった、
晴耕社杯なのですから、受賞した人いいよね~。
と、ぼくは思ったけど。
でもグラスやコップの使う物がいいとか言われたとか言われないとか・・・。
ははは。

谷間の上の方にあって、差し障る隣家が無いことを良いことに、
器機一杯の大音量で~♪谷に響くそうです。
面白いことやってそう~って、
遠くから来た、知らないおじさんの飛び入りがあったりしたそうです。

そんな発想の荒川さんは、
歌って(実は実力をまだ拝聴してないのですが)、呑んで、食べてが大好きで、
人を拒まないのでスタッフや居候もいたりして。
それを支えているのが、京美人の奥様。
また、めちゃくちゃ料理が上手くて、
美味しさに寄せられて来る人も多いと、
スタッフが実感こもって言っていました。

arkw093.jpg



荒川さんの作品には、
楽しさと明るさとエネルギーが溢れています。
やっぱり器は作り手の分身。
荒川さんそのものなのですね。

             甘庵

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