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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

焼き切った粉引き

昨日につづいて、角掛さんのチャームポイントを、
ご紹介してみます。
今日は粉引きの“うつわ”です。
ご承知のように、粉引きは使って行くことで、
変わっていく顔つきを楽しめる“うつわ”です。
作るときに、素地と釉薬の間に、
白い化粧土の層を作ることで、
その層に染みこんでいって侘びていくのが、
美しいと好まれました。
これは使うことで変わるのですから、
使う側は最低限の優しさで十分です。
過保護を要求されては、“うつわ”としては成り立ちません。
その意味で、良く焼ききっていなければなりません。

オーナーによって変わる様子が違うのは、
変わるのを待つと言うより、
染め上げて行くという気持ちでいてくださると、
一番良いのかもしれません。
ただ、それも使う前に水や湯をくぐらす程度で十分で、
後は個人の使い方の差が、
変化の差と言うことだけです。

つまり、良く焼ききった粉引きで、
それでも土味の柔らかさや味わいがでている焼き方が,
作り手の腕の見せ所です。

角掛さんの粉引きは、良く焼き切れたいて、
土の味わいも良く出ています。
今のぼくらの食卓にぴったりです。
多国籍に近いと言っていい料理を食べてしまうぼくらは、
和食、中華、フレンチ、イタリアン、無国籍・・・。
それらを各家庭流にバージョンアップしています。
(ぼくの場合は、無断改造ですが・・・)
そんな、日常の“うつわ”としての角掛さん粉引きは、
じゃんじゃん使っていってはじめて、
ずいぶん時間がたったころに、
粉引きが、良い具合のあなたの色合いに染まっているはずです。

                 閑庵

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