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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

作り手荒川尚也 その3

ばくは、荒川尚也さんのもの作りとしての「目」を高く評価しています。
まだ荻窪銀花をはじめて間もないころに、
新しくガラスの作り手とお付き合いを始めるときに、
「荒川さんは△△でやってる○○さんを知ってる?そう、どう思いますか」
敵になるかもしれない作り手についての彼の評は、
ぼくにとっては、いつも公平で的を得ていました。
「うーん、強敵だな~」と言うと、
即、お話を進めましたね。ははは。

arkw096.jpg


そんな荒川さんの作り手としての「目」は、
彼の器好きを見ていて納得し、安心し、勉強になりました。
荻窪銀花にとって店の幅を広げることになる、
大変に素晴らし作り手も紹介してもらいました。

その一人である今波進さんの器を、いまでも毎日使っています。
ただ、残念なことに、今波さんは早すぎる人生を終えてしまいました。
ぼろぼろになった彼の器から、ぼくは多くのことを学びました。
きっとそれ以上に、家も近く、親交の深かった荒川さんは、
もっと多くを学び、評し、受け入れ、活かしてきたに違いありません。

荒川さんの作り手としての「目」は、
消費者の「目」も、大衆の「目」も、評者の「目」も、
持ち合わせていて、そのバランス感覚が大変良いのと思います。

だからこそ、26年毎年の企画展を続けて、
毎回、荷を解くぼくに「おおー」「いいね~」「うふふ」と、
感心、喜び、心地よさを与えてくれる作品を供給してくれ、
また常に前に進んでいく、作品作りや構成を見せてくれます。
澄んだガラスの中には彼の「目」を通しての、
器の魅力が凝縮されているようです。

                甘庵

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