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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

茶葉も急須も趣味嗜好たるべき

先日は小さな急須を動画でご紹介したことをお知らせしましたが、
そこでもご紹介していますが時に手間のかかった、
急須彫を改めてご紹介してみます。

煎茶も本来は嗜好品で、
さらに究極的に楽しむ時空を作り出したのが、
煎茶道でありその時に使うメインのお道具として、
急須があります。

20_kato_0378.jpg
急須 彫 黒なずび 14,300円
容積200cc


この急須も中国からお茶と一緒に伝わってきて、
その後煎茶道が起きて流派も生まれてくると、
様々な名称で呼ばれ残っているものの、
一般的な日本語としては横手のものも後手のものも、
総じて急須と呼ばれています。

20_kato_0380.jpg

急須が一般的な煎茶を入れる器として広まると、
煎茶碗のサイズではなく多くの人がパーソナルに使う湯のみサイズに合わせて、
大きくなって行ったようです。

20_kato_0386.jpg

それはそれで使い勝手等で自然なことなのですが、
ここであえて趣味嗜好の楽しみとしての煎茶道を、
煎茶を美味しく飲むために生まれたマシュアルと考えると、
手のひらサイズ感であることに意味合いを感じます。

20_kato_0381.jpg

実際にご紹介彫急須のように一合(180cc)前後の容積が、
こっくりと濃いめのお茶をしっかり入れて味わうには、
ごく自然なサイズ感だと思います。

そして急須や茶碗を温め、
好みの茶葉を口の小さな急須にゆっくり入れて、
茶葉に合わせた温度に整えた湯を静かに注ぎいれて、
しばしの時を待ち茶が摘出される間合いを見定め、
碗に最後の一滴まで絞る気持ちで注ぐ切れば、
香り立つ綺麗な緑の煎茶を味わえます。

この大人のママゴト的な、
チマチマした所作がなぜがお茶が美味しく入る・・・。
そう感じます。
そこはやはり至高のマニュアルなのではないでしょうか。

                  甘庵
 

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