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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

巧みな技の手間を紐解き使う楽しみ

今日ご紹介するのは巳亦敬一さんの片口ボール花紫です。
納品書の名称からの検品の時に一瞬イメージの食い違いで、
迷うタイプのボールです。

20_mimata_0103.jpg
巳亦敬一 片口ボール 花 紫 G 5,280円
W15.2cmDc12.8mH5.2cm


巳亦さんの場合良くあることです。
いっそあだ名のように名称が付くと、
わかりやすいのですが・・・。
制作工程と仕上がりからの名称の場合には、
起きやすい現象です。

20_mimata_0105.jpg

というのは、
もしもこの器を細かく説明する名称とすれば、
姿形を表している片口ボールはそのままで、
次の花紫のでは説明不足になります。
緑縦縞文様紫地見込白花文となります。

20_mimata_0104.jpg

そうなんです。
まず目に入るのは紫の縦縞の文様です。
次に見込みの白い花文があって、
その背景の地に紫が配されているというわけです。
つまりこの名称の長い分は文様や彩りを組み入れる、
手間数の分だけ長くなっているわけです。

20_mimata_0106.jpg

ただとても巧みな技から調和のとれた構成に仕上がったいるため、
ギラつきやくどさが無くすんなりと自然に受け止めてしまいます。
それでも、少し時間をかけて眺めていると、
手間数を重ねて生まれて文様の工程と見えてきて、
巳亦作品の深さを味わえる楽しみが生まれます。

でももっとすごいなと感心するのは、
使うと眺めるよりももっと楽しみが広がる、
料理が美味しそうに盛り映えするボールで、
工夫して使うのが楽しい器だということです。

                 甘庵
      

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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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