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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

回す・ねじる

竿と呼ぶ、ステンレスのパイプなどに、
坩堝の中で熔けたガラスを巻き取って、
息を吹き込んで膨らまして作る方法のガラスを、
「吹きガラス」といいます。
簡単な型に吹き込んだり、装飾のためや形を整えるのに、
道具をあてたり挟んだりすることもありますが、
基本は息とタイミングと回転のように思えます。

arkw140.jpg


つまりカラダと勘と技が一番の基本。

坩堝から熔けたガラスを竿に絡め取ることが、まず難しいようです。
坩堝の中のガラスは、かなりさらさらの状態で、
そうたくさんは竿に巻き取れないそうです。
作るものに必要な量になるまで、何回かにわけて巻き取ります。
この時点から、竿を回すタイミングとスピードなど、
すでに技が必要なようです。

その後も重力でたれないように、
常に竿を回し続けて、息を吹き込みさらに大きくしたり、
坩堝に浸けてガラスをたしたり、
アワを入れたり加工をしたり、
でも、いつも回しています。

arkw139.jpg


頭に作業中のガラスの塊がついた竿を、
二本のバーが平行に並んでいるところへ渡して、
パイプを掌で転がし、押して、引いてと、
左右半回転を繰り返して、
形を整えたり細かな作業をします。
ちょうど、こけしのロクロとおなじように、
横軸のロクロと思っていただければよいでしょう。

一つのコップを作りあげるまででも、
大きな鉢や花器を作るときでも、
ガラスの器作りは基本的に、
竿をくるくる回しています。

arkw138.jpg


だから、螺旋にひねれた形や、線やアワがみえますよね。
回してひねってねじって・・・・くるくる。

              甘庵

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