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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

一輪生けるだけで広がり出ます

黒金曜お買得市から今日は備前一輪差しをご紹介します。
備前焼は丈夫で水が腐らないと水瓶として評価が高かったそうです。
鉄分の多い田土が様々な景色を生み出すそうです。
その原土が貴重になっています。

20_blackfriday_0001.jpg
木戸明彦 備前一輪花入れ 定価18,900円
42%引きで11,000円
径9.5cmH23cm 桐共箱入り


備前は他の産地の土よりも実は低温で焼成します。
鉄分が多いこともあり高温焼成すぎると、
土が沸いてしまいブクと言われる表面になってしまいます。
そのため、長くじっくり焼くとても特徴的な焼成法です。

20_blackfriday_0004.jpg

乱暴な表現をすれば同じ薪の量を、
数倍の時間をかけて焼くという感じです。
この独特の焼き方でこそ備前らしい土味が生まれ、
結果としてしっかり丈夫に焼きあがります。

20_blackfriday_0005.jpg

また釉薬を施すことなく焼き締めているので、
水が息をすることができると言われていて、
花持ちが良いことで知られています。

20_blackfriday_0003.jpg
炭桟切り生み出す窯変は炎の流れのままで、
表と裏が全く違って楽しいです。


焼き物の講釈はこの辺で、
備前の花入は渋い表情ですよね。
藪椿や侘助なんかを一輪入れると、
もう幽玄の世界感に出現します。

ですが普通よく生ける花もすごく映えるんです。
バラ、ガーバラ、カーネーション、トルコキキョウなど。
不思議なくらいにしっとり収まります。
それはもしかしたら自然の土色のところに生えている、
そのままの配色だからかもしれませんね。

ともかく華やかな色合いのある花入も良いのですが、
この渋い花入に生けると、
パッと華やかな世界観が生まれるんです。
しかもこの花入は一輪差しとあるように、
たくさんの花材は必要なく、
さっと一輪、一枝を差すだけで、
格好良く収まるという楽チンな花入です。

気になる方は凄くお得なこの期間に、
ぜひご検討ください。

              甘庵
  

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