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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

汚れと侘びるは違う

“うつわ”は使ってこそ、その良さがわかるもの。
と声を大きく訴えるぼくですから、
陶器への理解を求めるときに、
過保護を訴えると感じてしまう書き物などをみると、
ちょっと抵抗を感じています。
そして、また敵を多く作ってしまう発言をしてしまいます。

使うことで”侘びて行く”様を美しいと感じ、
”寂びた”と喜んだ先人たちは、
決して焼き切っていない甘い焼きの“うつわ”を、
認めてはいなかったと思います。
しっかり焼き切った上で、土味の持つ柔らかさや美しさを、
失わずに焼く陶工の技を認め、その“うつわ”を大切に扱い、珍重しました。
しかし、使うという、基本をはずすことはしません。
丁寧に使うことで、変わる様を、
世紀の単位で考えていました。
それが骨董の世界の目利きなのでしょう。

それはさておき、
今ぼくらが目にする陶器で、
“うつわ”の変わる様を楽しむ代表に、「粉引き」があります。
ただ、一部の茶道具ではないのですから、
日常に使って問題があるような粉引きが多いのに、
いささか疑問を呈します。
じゃんじゃん、使って、自然に顔つきが良くなるのが、
本来の“うつわ”の姿です。

繰り返しますが、粉引きは変化を楽しむために手法の土物ですから、
使う前に、水や湯にくぐらすぐらいの優しさがあれば、
使うことで、極端に汚れれる事はありません。
焼き切った粉引きを選びましょう。

そんな日常使いの粉引きの一例を、
「焼き切った粉引き」で、
粉引きのお話しを「やきもの話ー粉引きー6月8日」でご紹介しています。
ぜひそちらも読んでください。
               閑庵

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