FC2ブログ

うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

鋼の青色が見える鉢

今日ご紹介するのは久保田信一さんの長石釉鉄流描鉢です。
鉄の絵の具を筆ではなく流し掛けして文様を描いています。
そこに厚めの長石釉を施してしっかり焼いた、
気品ありながら丈夫で普段の器に使って、
少しずつ育てるのが楽しい甘庵好みの器です。

21_kubota_0511.jpg
久保田信一 長石釉鉄流描7寸鉢 6,380円
径21cmH7cm


鉄は焼き物の絵の具として様々色を発色する、
まさに多彩な力を持っています。
この鉢ではこげ茶黒に加えてブルーグレーまでの、
無彩色ながらも深みのある彩りを見せています。

21_kubota_0515.jpg

鋼の色を連想します。
伝統色には鉄に関わるような名称が多いのも、
鉄の発色が関わる部分があるからでしょうか。
鉄御納戸、錆鉄御納戸、藍鉄、鉄紺、鉄黒、鉄色など、
それらの色は焼き物の中にも見える色合いです。

21_kubota_0512.jpg

兜鉢系のフォルムで口縁から数センチ下がったところで、
折り返すように見込みの立ち上がり角度を広めて、
また立ち上がる縁を作っています。
この縁が料理の盛り付けの納まりをよくし、
盛り映えさせる効果を生み出しています。

21_kubota_0516.jpg

鉄絵の具が長石釉と絡んで発色は、
渋いながらも清潔感があり、
食材の彩りを鮮やかに引き立てるところも、
器としての大きな魅力です。

                甘庵
  


ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。


にほんブログ村 コレクションブログ 食器・テーブルウェアへ
にほんブログ村


和風ランキング

ご協力ありがとうございます。

テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
https://utuwaya.blog.fc2.com/tb.php/4773-b35e76c3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)