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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

向こう側が見える楽しみ

ぼくたちが暮らしの中で使う器には、
陶磁器や漆器や金属製の器や木製の器などがあり、
様々特徴を持つ素材が楽しめます。
ガラスも明治以降の工業化に伴い、
庶民でも身近で使えるようになり、
今は使用頻度の高い当たり前の器です。

その当たり前になっているガラスの器は、
改めて考えていただくと他の器などにはない、
大変魅力的な特徴を持ちます。
透ける素材だと言う点です。
注いだり盛ったりする中身が見えると言うことです。

今や当たり前すぎてありがたみがありませんが、
器として特別で高価だった頃には、
これはとても魅力的な器だったと思います。


グラスに水を注いで見える変化を、
YouTubeにアップしました。


ガラスは光をあてることで見せる美しい現象は、
透けるという性質が生み出す、
ガラスの器の大きな魅力です。
ガラス素材に光が当たると、
一部は反射し、残りは中を通り、その時に屈折し、
中でも反射し屈折し、
通り抜ける時にも一部反射します。

この反射や屈折や通り抜けが見せる、
煌めきや歪みや陰影が、
ガラスの器が見せる他の器になり魅力です。

そして作り手はこの美しい現象を誘発し、
使っているときに楽しめるように、
計算してデザインしています。

特にグラス類は使う時に変化の楽しめます。、
注がれた飲み物などがガラスと一つになり、
レンズ効果を見せるためです。
注がれて飲まれて減ると言う所作の中で、
劇的な変化を楽しめます。

余談ですが、
ユーミンの「海を見ていた午後」と言う歌の中に、

ソーダ水の中を
貨物船がとおる

と言う一節があります。
20代だった甘庵には、
この現象が妙にリアルに感じて、
歌詞の中の情景がより沁みて聞き入ったのを、
いまだに覚えています。

ソーダーを注ぐ器がグラスだったからこそで、
それを歌い込むユーミンは流石です。
ハイファイセットのカバーもなかなか良いですよ。

                  甘庵


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テーマ:日用品・生活雑貨 - ジャンル:ライフ

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