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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

木っ端の魅力をそのままに

今日は伊藤玲さんの匙から、
伊藤さんの仕事ぶりや想いをたぐってみたいと思います。

伊藤さんの匙のほとんどが、
刃の勢いがそのまま見えることと、
木地が剥いだ木肌を残しているのがみられます。

saji320.jpg


木の仕事を始める切っ掛けになったのは、
アイヌの伝統的な彫りの勉強をしているうちに、
彫る楽しさ、木との会話を楽しむことに、
どんどん入り込んでいったと伺っています。

どんな小さな木っ端も愛おしく、
木の声を聞いて刃を入れていくと、
耳かきみたいな大きさの匙や、
塊を刳っていって、ぽっこりとしてすくって測るのに良いような、
升のような匙など、気まぐれな形の匙。

ito.337.jpg


もちろん、ほぼ・・・そろっている匙もありますよ。
「日々の器と 小さなレシピ」では、
カレーのスプーンとして紹介されている匙は、
使う手に優しく使いやすいようにと、
生まれた弓形の姿になった匙なども、
長い人気が続いている匙です。
それでも、群としてはそろっていても・・・。
やっぱり木っ端の顔つきで、
みんなどれもやんちゃに個性的。

それなのに、手に持つと、
とっても自然に手になじみ、
口に運ぶと、優しく滑らかに、
口当たりの穏やかな匙なんですよ。
だから、「つかいやすいのよ~」と、
買い足してに来てくださる、
お客さまが、毎年いらっしゃいますね。
"うつわ屋"には何より嬉しご褒美です。

          甘庵

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