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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

物語のある匙2 さじ加減

今日は物語の小道具に出てきそうな匙を、
伊藤玲さんの匙から見繕ってみました。

ito381.jpg


柄の長い匙は、
魔女が恋の秘薬か、王を呪うための毒薬を、
鍋で煮込んでいるときにかき回す匙に見えたり。

はかりになりそうな上の匙は、
白ずくめのマハラジャが、戦功のあった勇者に、
豆を救うように、ダイヤやルビーを革袋からすくっては、
武勇の褒美に分け与えるメジャーだったり。

両側がすくう部分になっている匙は、
やたら細かい性格の主人公が、
紅茶に砂糖を入れる時に、大を2杯と小を1杯。
なんて・・・。

妙なイメージがぼくの中で広がって行く。

匙には物語を生み出す、
何かがあるような気がする。
「さじ加減」という、
匙の持つ神秘な力を暗示するような、
食べ物を運ぶための匙とは、違う意味合いでの匙が、
歴史の中では長い文化を持っています。
ぼくの中での、そんな匙の残存かもしれないな。

             甘庵

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