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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

使い方は手に入れてから・・・2

匙と箸展も今日が最終日です。
原則的な荻窪「銀花」の企画展は、
飾り付けから片付けまでの一括りが2週間です。
片付け飾り付けの2日と会期中の水曜定休日があるので、
実質の会期中営業日は、11日になります。
月に2つずつ運営していっています。
まぁー一人でマイペースで出来る範囲の限界ではあるのですが、
これが結構早く感じます。

さて、その匙展の締めに、
武井さんと伊藤さんのそれぞれらしい匙を、
ご紹介してみます。

tki387.jpg


これは武井さんの伸びやかで滑らかな造形の匙。
それでも、木である、木だからこその存在感に満ちています。
でも、ティスプーンやディナースプーンなどと、
説明書きとしての匙の名を的確には言い表せません。
逆にそこのところが、妙に惹かれるところです。
「綺麗な曲線だな~。木塊から削りだしたからこその美しさだな。
これはいい、ぼくのものにしよう。ああー、でも何に使おう」
そんな流れになりそうな、匙にぼくは感じます。

ito388.jpg


伊藤さんの匙も、まだ木が生で柔らかさを残しているのを、
削り出しているのか、ざくざくっとした、
スピード感のある刃のあとが、力強くて心地良い。
どの匙も大渡かな面構えで、
「何でも好きに使えばいいさ~」なんて言っていそう。
確かに、何に使おうかではなく、心意気に押されて手にいれたら、
何でも使えてしまう、使ってかまわない広がりがあります。
それでいて、手にしても、口に当てても、
柔らかく穏やかな、伊藤さんの気持ちの温かさが伝わってきます。

これらをぼくが手に入れたら・・・手に入れたいのですが、
まだ次の会場があるので、ここは我慢、まずはお客さまにお譲りして、
ぼくと縁があるなら、終わってからのこと。

そう、ぼくなら武井さん匙は、
大きい方は深入りのコーヒー豆を、
開化堂のブリキ茶筒から、
すくい出すときに使いたいな。
小さい方は、煎茶を匙に振り出すか載せるようにして、
小さいといわれる加藤さんの急須に口にスルリって落とせそう。

伊藤さんの匙は、
大きい匙は、サラダや豆料理のサーバーによさそう。
小さい匙は、和辛子、柚コショウ、お気に入りの塩などを、
すくいだすのにぴったりかも。

                  甘庵

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